ヤンキースは山本由伸の獲得に「楽観的」 現地メディアが「今のチームにピッタリの存在」と“激推し”する理由とは?
山本由伸の争奪戦は、ヤンキースが一歩リードか。 現地12月11日(日本時間12日)、ヤンキース放送局『YESネットワーク』のコメンテーターを務めるジャック・カリー氏は自身のX(旧Twitter)を更新し、「ヤンキースとヤマモトのやり取りに詳しい関係者によれば、ヤンキースはフリーエージェントのヤマモトの獲得について楽観的な姿勢を崩していないとのこと」と投稿。ヤンキースがオリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している山本の獲得に自信を持っていることを伝えた。 【動画】大谷翔平が日本人初の本塁打王に!圧巻の全44ホームランを一気に見る エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平がドジャースとの契約合意で決着し、山本の争奪戦がヒートアップ。3年連続の「投手4冠」に輝くなどNPBで圧巻の成績を残した右腕には、ヤンキースの他にメッツやドジャース、ジャイアンツなど多くの球団が獲得に乗り出すと噂されている。 FA市場で主役となっている右腕の大争奪戦がさらに加速すると見られるが、ヤンキースが一歩リードしているのだろうか。ニューヨークのスポーツ情報を扱う『Empire Sports Media』も山本についての記事を配信し、獲得の可能性について報じている。 同メディアは「GMのブライアン・キャッシュマンはトンネルの先に光を見出している。その光とはヤマモトのことである。ヤンキースの焦点は完全にヤマモトであり、すぐにでもエースになれる選手を確保する必要がある」と、ヤンキースの“本気度”を伝えた。 ヤンキースは現地時間6日にパドレスとのトレードで強打者のフアン・ソトを獲得。これにより、課題の投手補強に集中することができるという。 また、同メディアは山本のNPBでの成績を紹介し、「若くしてスーパースター級の才能を持っている選手」と高評価。「25歳という若さで今のヤンキースにはピッタリの存在だ。実際、ヤンキースにはヤマモトよりも年上の有望株がいる。投球のコンビネーションが素晴らしく、将来性のある選手であることは、(投手コーチの)マット・ブレイクをうならせるはずだ」と、その若さに注目していた。 二刀流スターの争奪戦が決着した今、現地では山本由伸に大きな注目が集まっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]