小林幸子、本田美奈子.さんをしのぶ「愛くるしい存在で、すぐそこにいるような感じがする」
2005年に急性骨髄性白血病で亡くなった歌手の本田美奈子.さん(享年38)をしのぶコンサート「2024 LIVE FOR LIFE 音楽彩」が3日、都内で行われ、松本伊代、早見優、小林幸子など、ゆかりの歌手らが出演した。 本田さんの11月6日の命日を前に、名曲でつづる恒例コンサート。コロナ禍で2年の休止期間も経験したが、今年で17回目の開催を迎える。 今回が初出演となる小林は、本田さんとは数々の音楽番組で共演しており、お互いのコンサートに足を運び合う仲だったという。「出演を断る理由がない。出演できて幸せです。美奈子ちゃんは、愛くるしい存在で、今でもすぐそこにいるような感じがする。今日は、美奈子ちゃんが大好きだった『愛の讃歌』を歌います。頑張ります」と意気込んだ。 事務所の先輩に当たる松本は「今年も参加できることがうれしい。美奈子ちゃんは大きなメッセージを残してくれて、その思いを伝えたい。いまでも難病に苦しむお子さんや家族にも少しでも明るくなるように、大きな光をともせるように、今回も頑張ります」。舞台作品など、数々の作品で共演した早見は「次世代につなげていくことができるのが音楽祭。美奈子ちゃんを身近に感じて音楽を聴いてほしい」と話した。
報知新聞社