黒木華 映画撮影中のド天然エピソード披露 後輩誘って地元グルメ満喫のはずが大失敗
女優の黒木華(34)が5日、三重県桑名市の近鉄桑名駅で行われた主演映画「アイミタガイ」(11月1日公開)の公開記念イベントに出席した。 【写真】どこか分かる? 流れる車窓 近鉄電車に揺られる黒木華 作家・中条てい氏の同名小説を原作に、ヒロインの梓と親友の叶海を中心に一期一会の連鎖が人々の心に灯をともしていく群像劇。黒木は、自身が演じる梓が桑名から名古屋の職場へ通勤していることにちなみ、名古屋駅から桑名駅へと向かう近鉄電車に乗車。映画のポスターで埋め尽くされた車内で笑顔を見せた。 本作は桑名を中心に、四日市、津といった近鉄名古屋線の沿線上でロケを敢行。撮影で印象に残ったことを問われた黒木は「映画の中で(中村蒼が演じる)澄人と待ち合わせをする場所にある唐揚げ屋さんが、差し入れをくださったんです。撮影で皆さん疲れていましたし、スタッフの方たちもとても喜んでいました」と、地元の人々の優しさを振り返った。 また、撮影中にどうしても桑名の名産であるハマグリが食べたくなったといい、「さわちゃん(藤間爽子)を誘ってお店を予約したんですが、間違えて翌年に予約してしまって。またさわちゃんに三重でハマグリをご馳走しなくてはいけないと思っています(笑)」と天然エピソードも披露した。 ロケ地への帰還を果たした黒木は、「地元の方に見ていただけるのが本当にうれしいです」と喜びを語り、続けて「見る人の側にそっと寄り添ってくれる温かな作品になっていると思うので、多くの方にみていただきたいです」と、映画をPR。電車が桑名駅に到着すると電車の隣に立って発車号令をかけ、満面の笑顔で送り出していた。