札幌のイトーヨーカドー撤退地区 北海市場がネット宅配開始
7月に閉店したイトーヨーカドーの利用客の利便性を図ろうと、札幌市内のスーパーが宅配サービスを始めました。 18日からサービスを始めたのは、旧・イトーヨーカドー屯田店のすぐ隣にある北海市場屯田店です。三重県の宅配専門企業と協力し今回のシステムを導入しました。配達は原則、玄関などに荷物を置く置配で、月550円の会費を払うと配送料はかかりません。 (伊藤記者リポート)「会員登録すると置配ボックスが設置されます。配達員は共用のカギで開けて、冷蔵・冷凍・常温にわけて置配します」。配達エリアは、北区と石狩市の一部地域で、当日の朝10時までに注文すると、商品は夕方5時までに配達されます。初日は正午すぎに宅配専用車3台が出発し、30軒に配達しました。 今後は、宅配部門で700世帯の会員獲得を目指します。斉藤亮彦店長は「イトーヨーカドーさんのネットストアをご利用されていたお客様、今まで当店をご利用されていたいたお客様からぜひネット宅配を始めてもらいたいという声もありまして。ロピアさんでは宅配はやっていないので、その部分の差別化という形で進めております」と話していました。 イトーヨーカドーの後継テナントロピア屯田店は11月オープンを予定しています。