不振のノッティンガム・フォレスト、"昇格&残留の立役者"クーパー監督を解任
プレミアリーグに所属するノッティンガム・フォレストは19日、2年間に渡りチームを率いたスティーブ・クーパー監督の解任を発表した。 【ノッティンガム・フォレスト vsトッテナム】試合ハイライト 23/24シーズン プレミアリーグ 第17節 2021年9月に監督に就任したクーパー氏は当時2部だったクラブを1シーズンでプレミアリーグ復帰に導いた、まさに昇格の立役者。昇格初年度となった昨シーズンは残留争いに巻き込まれながらも、終盤戦にかけて確実に勝ち点を積み上げ降格を回避。さらなる飛躍を誓った今シーズンだったが、ここまで3勝5分9敗の勝ち点「14」で降格圏ギリギリの17位に沈んでおり、直近の6試合は勝利から遠ざかっていた。 プレミアリーグで55試合を指揮したクーパー監督の解任にあたり、クラブのギリシャ人オーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏は惜別のメッセージを贈った。 「ノッティンガム・フォレストに関わる全ての人間は、スティーブがクラブにもたらした素晴らしい貢献に感謝する。フォレストをプレミアリーグへ再び導いた彼の功績は、間違いなくクラブの歴史に刻まれる瞬間となった」 「彼がサポーターと築き上げた素晴らしいつながりと同様に、彼の献身性と努力に感謝の意を示したい。スティーブはクラブの良き友人であり続けるし、永遠にシティグラウンド(ノッティンガム・フォレストのホーム)で歓迎されるだろう。彼の未来に幸運を祈っている」 オーナーのマリナキス氏は新しい選手を獲得して状況を改善しようとする志向が強く、近年ノッティンガム・フォレストにおける選手の入れ替わりは特に目立つものとなっている。今シーズンの不振を受けて、昇格に貢献したクーパー監督もそのあおりを受ける形となった。新監督の就任について、現時点では明らかになっていない。
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