「音楽にも注目して」と編集担当も太鼓判、USJ×僕のヒーローアカデミアの4Dアトラクション
人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』とコラボしたシアターアトラクション『僕のヒーローアカデミア・ザ・リアル4-D』が、3月1日から「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)でスタート。同作品史上初の3D映像と特殊効果で、ヒロアカの世界に入り込んだかのようなリアルな体験が楽しめる。 【写真】こだわり抜かれた、USJ×ヒロアカの限定グッズ 作中に「USJ(ウソの事故や災害ルーム)」が登場するなど、同パークとのコラボが長年期待されていた『ヒロアカ』。今回のコラボのタイミングについて、同パークの担当者は「今年8月に劇場版が公開されることや、現在物語が終盤を迎えつつあることなどを考慮しております」とコメントしていた。 完全オリジナルのストーリーで展開される今回のアトラクションは、世界的ロックミュージシャン「ギターマインド」のコンサートが舞台となってスタート。警備のために会場を訪れたのは、緑谷出久(通称:デク)・爆豪勝己・轟焦凍 ・麗日お茶子ら雄英生たち4人だ。 ライブが始まるやいなや、ヴィラン(敵)と雄英生たちの激しいバトルが始まり、ライブの観客として訪れているゲストも激しいバトルに巻き込まれてしまう。観客たちを守るべく、デクや爆豪など雄英生たちはヴィランの激しい闘いを目の前で繰り広げるなど、臨場感溢れる体験ができる。 コンテンツ制作に協力した同作品の担当編集者・門司健吾さんによると、「ヒロアカの泥臭い熱量も魅力ですが、ぜひ音楽にも注目して欲しい」とのこと。 「アニメでヒロアカの音楽を担当されている林ゆうきさんの『有精卵』という曲があるのですが、堀越先生もこの音楽が流れるかで本当にこれで合っているか判断しているほど。今回アトラクションでも林さんにご協力いただいていて、オリジナル楽曲もあるので、ぜひ観に行って『この曲かな?』と注目してもらえたら」と見どころを話した。 ◇ 実際に体験してみると、キャラクターたちが個性を使ったワザを繰り出したり、ギターマインドが曲を奏でると、座席が激しく揺れ動き、バトルやライブの激しさを目の当たりに。上映中のほとんどの時間、特に後半は終始座席が揺れ続ける激しさで、シアターとは思えない、まさにアトラクションそのものだった。『僕のヒーローアカデミア・ザ・リアル4-D』は8月14日まで。 取材・文・写真/野村真帆