WNBA史上2度目の快挙…ラスベガス・エーシズのエイジャ・ウィルソンが満票でMVPに選出
9月23日(現地時間22日、日付は以下同)。WNBAは、2024シーズンのMVPにラスベガス・エーシズのエイジャ・ウィルソンが満場一致で選ばれたことを発表した。 【動画】今年のMVPに選ばれたウィルソン! 193センチのウィルソンは、28歳のセンター兼フォワード。キャリア7年目の今シーズンは38試合に出場し、平均34.4分26.9得点11.9リバウンド1.79スティール2.58ブロックにフィールドゴール成功率51.8パーセント、フリースロー成功率84.4パーセントを記録。 得点とブロックはリーグトップ、リバウンドで同2位、プレータイムで同4位、スティールで同5位、フィールドゴール成功率は7位、フリースロー成功率でも同17位に入った。 また、平均得点でWNBA史上最高の数字を塗り替えたほか、1シーズンにおける1021得点と451リバウンドでも歴代最多を樹立。1シーズンにおいて得点とリバウンド、ブロック(98本)でリーグトップに立ったWNBA史上初の選手に。 67名のスポーツライターと放送関係者たちから1位票(10ポイント換算)を獲得して計670ポイントで文句なしのMVPに輝いたウィルソンは、2020、2022年に続いて通算3度目のMVP。 通算3度のMVP受賞はシェリル・スウープス(2000、2002、2005年)、リサ・レスリー(2001、2004、2006年)、ローレン・ジャクソン(2003、2007、2010年)に続いてWNBA史上4人目、満票のMVP受賞は1997年のシンシア・クーパー以来、初の快挙となった。 なお、WNBAは23日からプレーオフがスタート。ウィルソン擁するエーシズは、リーグ4位(ウェスタン・カンファレンス2位)の27勝13敗でレギュラーシーズンを終え、リーグ5位(ウェスト3位)の25勝15敗を残したシアトル・ストームとの2戦先勝のファーストラウンド初戦に臨み、78-67で先勝。 ウィルソンはゲームハイの21得点5ブロックに8リバウンド2アシストと猛威を振るい、3連覇へ向けて好スタートを切っている。
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