内田理央 主演ドラマ過去最大セリフ量に悪戦格闘 悪女怪演も本心は「ハァハァしちゃってる」
女優の内田理央(32)が、東海テレビ制作のフジテレビ系主演ドラマ「嗤(わら)う淑女」(土曜、後11・40)で過去最多のセリフ量と格闘している。作家・中山七里氏のミステリー小説を原作に、人々を言葉巧みに地獄へと導く美しき悪女・蒲生美智留を怪演。プライベートでも親交の深い、共演の松井玲奈(32)と奮闘する日々を聞いた。 【写真】こ、怖い!悪女を怪演中の 内田理央 開口一番、ぶっちゃけた。「結構、これは人生の危機だって感じで修行の身です。どうしたらスピーディに覚えられるのか、物理的に普段やっていたセリフ量を超えてきたので、それは本当に真面目に悩んでますね。役柄はスンとして自信たっぷりですけど、内田自体はハァハァしちゃってる。無呼吸で走ってます!」。冗談半分、本音半分の雰囲気。笑ってはいたが、表情は少しだけ苦かった。 ミステリアスなカリスマで、言葉巧みに人を操る悪魔的な美女・美智留役。セリフ量は膨大で1日25ページ分のセリフが、全編に渡って待ち受けている。「チャレンジですね。体力と記憶力とメンタルの強さ、後はもう戦いみたいな感じかなって思ってます。正直、何度か心が折れたんですけど…」と吐露し、松井に救われていると続けた。 3度目の共演。18年1月期のドラマ「海月姫」で親友役を演じてから一緒にディズニーランドに行くなどプライベートでも親交が深まり「現場でも励ましの言葉をくれたり、相談に乗ってくれたり、本当に心の支えです。仲がいいからこそ甘えずにメリハリを持ってやりたいですし、お互いに普段とは別のスイッチを入れている状態です」と刺激し合いながら共闘している。 新境地となる役柄に、ネット上では「いつもかわいいだーりおが怖い」「悪いだーりお最高」と絶賛の声が並ぶ。17日の第4話を前に、内田は「悪女を見て、さっぱりしてください。『これでもか!』ってほど、悪女を演じさせていただいています!」と、ちゃめっ気たっぷりに呼びかけた。 ◆内田理央 (うちだ・りお)1991年9月27日生まれ。東京都出身。2014年の「仮面ライダードライブ」で本格的に女優デビュー。主な出演作はドラマ「おっさんずラブ」「来世ではちゃんとします」など。サブカル好きで知られ、趣味全開のYouTubeチャンネル「だーりおCHANNEL」は登録者数24万人を超える。