元K-1王者・大和哲也が3年ぶりムエタイに復帰、SB女王MISAKI、福田海斗の出場も決定=ムエタイスーパーファイト
2024年6月30日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『SukWanchai MuayThai Super Fight vol.10』に、大和哲也(大和ジム)、MISAKI(TEAM FOREST)、福田海斗(キング・ムエ)と愛知県のビックネームが揃って出場することが発表された。 【写真】10回目の記念大会に愛知県を代表する3選手が勢ぞろい 同大会は2015年に第1回大会が開催され、メインは“生ける伝説”セーンチャイ・PKセンチャイムエタイジムが務めた。これまでセーンチャイをはじめ、スーパーレック、ムアンタイ、ルンナライなどの超一流選手を招聘、2022年大会では福田海斗(キング・ムエ)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーと対戦、超激闘の末に福田がIMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界タイトルを獲得した。 第10回の記念大会となる今大会、今年3月にK-1スーパー・ライト級の王座を返上し、その後の去就が注目されていた大和哲也(大和ジム)がSukWanchaiのリングで“伝家の宝刀・ヒジ打ち”解禁のムエタイルールに挑むこととなった。 大和哲也がヒジ打ち有りのルールで試合を行うのはおよそ3年ぶり。これまでWBCムエタイ世界スーパー・ライト級王座を獲得、またセーンチャイやゴーンサック、パコーン、サゲッダーオなど超一流選手とも拳を交えており、ヒジ打ち有りのルールでの実力はK-1ルール以上に卓越している。 大和本人も「ヒジ打ちを解禁してストレスフリーで戦う大和哲也を見届けに来てください!」とコメントしており、相当な自信をのぞかせている。 また、シュートボクシング協会から初代SB日本女子アトム級王者MISAKI(TEAM FOREST)も今大会に出場が決定。MISAKIは愛知県のみならず、シュートボクシング女子部門の期待を一身に背負う看板選手。最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に、4/13(日)にもホームリングで一階級上のタイ人選手ホンカンラヤー・ゴー・パーサージム(タイ/チョンムロンムエタイ50kg級王者)を2RKOで下し、このところタイ人選手との対戦では3戦3勝3KOとパーフェクトのレコードを持つ。地元での試合も6年ぶりとのことで、「必ずKOで倒す!」と気合いが入っているという。 さらに日本ムエタイ界のパイオニア、福田海斗(キング・ムエ)も引き続き出場。 『ONE』や『RWS』などの新興イベントではなく、5R制のいわゆる“トラディショナルムエタイ”においては福田海斗の右に出る者はいないであろう。戦績は既に90戦に届き、そのほとんどがタイでの試合という、まさにタイのギャンブラーに認められたナック・ムエである。昨年大会ではペッティンディーアカデミー所属のガイパー・ポーヴィセットジムとIMSA(国際ムエタイスポーツ協会)フェザー級(126ポンド)王座を争ったが判定負け。しかし今年は1/25(木)のラジャダムナンスタジアム「スックペッティンディー」メインイベントで過去惜敗している強豪センソン・エラワンを下しリベンジ成功。強豪ひしめくタイのトップ戦線で長く活躍を続けている。 なお各選手の対戦相手は現在、チャンピオン・ランカークラスの強豪選手を中心にマッチメイクを調整中。後日発表とのこと。
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