松本城で中村勘三郎さんを偲ぶ会 まつもと大歌舞伎に合わせ7月14日に
長野県松本市の夏の風物詩「信州・まつもと大歌舞伎」の開催に尽力し、平成24(2012)年に亡くなった中村勘三郎さんを「偲(しの)ぶ会」が7月14日午後7時から、松本城本丸庭園で開かれる。勘三郎さんの13回忌追悼イベントとしてまつもと歌舞伎実行委員会が主催し、歌舞伎に出演する長男・勘九郎さんと次男・七之助さんのトークを交えて功績を振り返る。 7月12~15日にまつもと市民芸術館(松本市深志3)で開く「第8回信州・まつもと大歌舞伎」の期間中に開催する。特別編集した約30分のオリジナル映像「勘三郎が愛した街」が上映され、歌舞伎に出演する中村虎之介さん、中村鶴松さんの素踊り「三番叟(さんばそう)」の披露もある。 席は特等3500円、一等2500円、二等1500円で、チケットは22日午前10時からまつもと市民芸術館チケットセンターで販売する。初日は電話、インターネットのみで翌日から芸術館の窓口でも扱う。 関連企画として7月10~16日に信毎メディアガーデン(松本市中央2)で勘三郎さんを「偲ぶ写真展」を開催する。今年1月に亡くなった写真家・篠山紀信さんが撮影した勘三郎さんの写真や、勘三郎さんが着用した衣装やかつらを展示する。写真展は入場無料。 問い合わせはまつもと歌舞伎実行委員会(電話0263・34・3293)へ。
市民タイムス