韓国 きょうのニュース(11月20日)
◇佐渡金山の労働者追悼式 24日に佐渡市で開催 朝鮮半島出身者が強制労働させられた新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を巡り、日本が開催を表明した朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式について、実行委員会は20日、新潟県佐渡市が運営する相川郷土博物館で24日に開催すると発表した。日本側からは実行委員会や地方自治体の関係者、民間団体や政府の関係者が出席する。韓国からは被害労働者の遺族や政府関係者が参加する。追悼式は7月の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で佐渡金山が世界遺産に登録された際、日本が韓国と合意し約束した措置。 ◇北朝鮮兵「ウ戦闘」参加 ロシアの空輸旅団・海兵隊に配属 情報機関・国家情報院(国情院)は20日の国会情報委員会で、ウクライナに侵攻するロシアを支援するため派遣された北朝鮮兵がロシアの空輸旅団や海兵隊に配属され、一部は戦闘に参加したと報告した。報告を受けた与野党議員が明らかにした。国情院は北朝鮮軍の動向について、兵士約1万1000人がロシア北東部で適応訓練を終え、10月下旬ごろ西部のクルスク州に移動し配置されたと報告。同地に配置された兵士については、「ロシアの空輸旅団や海兵隊に配属され、戦術やドローンの訓練を受けており、一部は戦闘に参加した」と明らかにした。 ◇内需振るわず 青年・40代の雇用直撃 統計庁の資料によると、4~6月期の卸売業・小売業、建設業など内需不振の影響で10~20代と40代の働き口が統計開始以来最大幅で減少した。4~6月期全体の働き口は前年同期に比べ25万4000個増加した。増加幅は新型コロナウイルスが流行し始めた2020年4~6月期(21万1000個増加)に次ぐ低水準となった。同資料での働き口は労働者が占める「雇用の位置」を意味し、就業者とは異なる概念だ。例えば平日は会社で勤務し、週末に塾で講師として働く場合は就業者は1人だが働き口は2個と集計される。年齢別では30歳未満の働き口が13万4000個、40代が5万6000個それぞれ減少し、いずれも関連統計を取り始めた2017年以降で最大の減少幅となった。 ◇最大野党代表妻の公選法違反 検察が控訴 最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の妻、キム・ヘギョン氏が同党の元職や現職の国会議員の妻らに食事を提供したなどとして公職選挙法違反(寄付行為)の罪に問われた裁判を巡り、水原地検は20日、罰金150万ウォン(約17万円・求刑罰金300万ウォン)を言い渡した水原地裁の判決を不服として控訴した。検察側は「被告が共に民主党の大統領選候補を決める予備選の過程で国会議員の妻らに寄付行為を行い、選挙に与えた影響が大きかった点、政治的中立を順守すべき公務員らを動員した点などを考慮した」と控訴の理由を説明した。
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