【K-1】70kgの世界最強決定トーナメント出場者は8日に発表、グレゴリアン参戦の可能性については「一寸先はハプニング」
2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX』の記者会見が、2月5日(月)都内にて行われた。 【写真】「ビーンボールみたいなカードもある」と話す宮田P タイトルマッチ2試合とスーパーファイト&ワンマッチ3試合が発表されたが、今大会で行われることがすでに決定している「スーパー・ウェルター級(-70kg)世界最強決定トーナメント」については8日(木)夕方の記者会見で発表されることが告知された。 カルロス菊田K-1プロデューサーは「30人の自薦他薦があって海外のプロモーターからの売り込みが多いです。過去の戦績、試合映像を見て確認し、厳選を進めているところでアフリカ、北米、アジア、たくさんの選手のラインナップがあります。この2日で契約まで追い込んだ選手を発表します。ビックリするようなところからも選手が来るのでお楽しみに」とした。 16名出場のうち「外国人の方が多いです」と言い、宮田充Krushプロデューサーは「手を挙げたファイターには“えっ?”って選手の申し出もありました。ずばり言って海外は絵面やファイトスタイルも含めて個性豊かなファイターが揃いそうです。半分以上が初来日。推薦が多いんですが、その中でも選りすぐりのファイターが上がります。1993年に最初のK-1をやった時もブランコ・シカティックを始め知る人ぞ知るファイターだったと思う。マイク・ベルナルドもジェロム・レ・バンナも初来日の時は無名でした。70kgならアルバート・クラウスもアンディ・サワーも無名でした。新しいものが始まる。手垢のついたファイターではなく、この選手もいたねって選手ではないことは確かです」と、フレッシュな顔ぶれを揃えるという。 「和島(大海)くんは確定、現スーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェンは武林風でダビット・キリアにKO勝ちでしたのでスタンバイ出来る」と、この2名はほぼ決定。 また、ラブコールを送っていたマラット・グレゴリアンはどうなったかと聞かれると「契約のことは言えませんが、一寸先はハプニング…が、あるといいな」と、まだ諦めてはいない様子。 宮田Pは「他にも変化球のワンマッチ…ビーンボールみたいなカードもあるので期待してください」と話した。 <決定対戦カード> ▼K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/王者) リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/挑戦者) ▼K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ 3分3R延長1R アントニア・プリフティ(ギリシャ/王者) SAHO/闘神塾/挑戦者) ▼スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R延長1R 卜部功也(ALONZA ABLAZE/K-1第2代ライト級&初代スーパー・フェザー級王者) 鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/第7代Krushスーパー・ライト級王者) ▼スーパーファイト -56kg契約 3分3R延長1R 玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushスーパー・バンタム級王者) ルカ・チェケッティ(イタリア/WAKO世界バンタム&フェザー級王者) ▼K-1バンタム級 3分3R延長1R 壬生狼一輝(力道場静岡/第7代Krushバンタム級王者) 大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/初代Krushフライ級王者)
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