Epic Gamesストアへの期待は「楽観的過ぎた」―Gearbox創設者
Gearbox Entertainmentの創設者でCEOのランディ・ピッチフォード氏は、自身のX(旧Twitter)アカウントでEpic Gamesストアを含めたPCプラットフォームについての見解を述べました。 【画像全2枚】 Steamへの対応を今後も続けると言及しつつ、Epicのこれからの発展も願う 同社が手掛けた『ボーダーランズ3』や『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』はPC版がEpic Gamesストアの時限専売となっていました。先月に発表されたシリーズ最新作『ボーダーランズ4』は2025年のリリースを予定しており、PC版についてはSteamとEpic Gamesストアの両方で同時に販売されます。 同氏は5年前にXでSteamは将来的には衰退しているかもしれないと熱弁するほどEpic Gamesストアに期待を寄せていました。『ボーダーランズ4』の発表時に、上記の件を踏まえつつSteamでも販売することを指摘しているユーザーが散見されましたが、同氏はSteamは現時点でもPCゲームの主要ストアであると認めており、PCプラットフォームの独占に触れつつ、Epic Gamesストアへの希望は見当違い、あるいは楽観的過ぎたという旨を語っています。 Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏は過去に「独占戦略」について言及しており、独占タイトルに多額の資金を投じていくつかは非常にうまくいったものの、多くは「良い投資ではなかった」と先月に明らかにしています。同時接続ユーザー数が3,726万人を突破し、未だに破竹の勢いを見せているSteam。ランディ氏はSteamのサポートを今後も続けていくと表明しつつ、Epic Gamesストアのこれからの発展も願っています。
Game*Spark 三ツ矢