5人のパパ&幼稚園の先生・つるの剛士にお悩み相談!「子どもがウンチをするのを怖がる」「保育園に行くのをグズったら?」
A3.園で何かいやなことや、困っていることがないか聞いてみる また、小さな子どもは、なかなか自分の意志を上手に伝えることができないので、悲しい気持ちになったり手が出てしまったりと、子どもの世界なりの“悩み”があるものです。それが園に行く時間になると甦って「行きたくない」と思っているのかもしれません。そんな子どもの気持ちを理解してあげるためには、1日の終わり、落ち着いた時間帯(うちは、寝かしつけの時間が多かったです)に、「今日は園で何をして遊んだの?」などと、ゆっくりと話を聞いてみることも大切ですね。 悩みがあれば先生にも伝えて、園生活の中で目を配ってもらうようにするといいと思います。先生は忙しそうだから……と、遠慮をすることはないです! お迎えの時に話してもいいし、連絡帳やメモ書きを渡すのでもかまわないと思います。
Q.トイレトレーニングが難航。特にウンチをするのが怖いようです
A1.“オムツはずし”ではなく“オムツはずれ”ができるようにする「トイトレ」を! 子どもは、おしっこを我慢することができるようになったり、言葉を覚えたり、歩いてトイレに行かれるようになったりと、心身共に成長するまで、ある意味大人のためにオムツをしてくれているわけです。だから、大人もゆっくり、その時を待ってあげることが必要です。 水がジャーッと流れたり、狭い個室だったりして、トイレそのものが「怖いもの」と感じる子どもは少なくないようです。また、普通の便座では、お尻が落ちそうになるし、足も宙ぶらりんで安定しない怖さもあるのだと思います。うちでは、①オマル②補助便座+踏み台と、徐々にトイレで用を足すことに慣らしていきました。 おしっこはトイレでできてもウンチはなかなかできないという子どもも多いようですね。足が浮いていて、踏ん張ることができないと難しい場合には、踏み台を置く。また、便器内の水の跳ね返りが気になったりすることもあると聞きます。トイレットペーパーを便器の中に敷いてみるのも有効ではないでしょうか。