“沈黙”を活用する恋愛テクニックに驚愕! 阿部真央×かが屋・加賀がラジオで恋愛を語り合う
結局、奢り・奢られ論争なんてものは…
番組後半は「あなたはどっち? 奢りたい? 奢られたい?」をテーマに、長年議論され続け、いまだに答えが出ていない男女が食事をする際に「男性が食事代を支払うのが当然」という意見と「女性が奢られるのは当然と思うのはおかしい」という意見が対立する「奢り・奢られ論争」について考えた。 ちなみに事前に行った番組SNSでのアンケートによると、「デートは男性がおごるべき=12%」、「男性が多めに払うべき=17%」、「割り勘にすべき=31%」、「2人で話し合うべき=40%」だった。 加賀:阿部さんはどう思いますか? 阿部:個人的には、たとえば男性と食事に行くとなったとき、奢ってくれたら「ちょっと恋愛的な感じで一緒に行ってくれたのかな」ってジャッジしちゃうと思います。どっちでもいいんですけど、そこの流れでなんとなく割り勘になったらデートって感じじゃないのかな、お友だちなのかなって思う。 加賀:僕はあんまりピンとこなくて。奢り・奢られ論争なんてものは結局、うまくいかなかったところにしか発生しないと思うんですよ。だから、うまくいかなかった人だけがもめてるんです。 阿部:そのとおりだと思います。 加賀:逆に言うと、阿部さんが話した、友だちだと示すために割り勘にしていくって発想。そこをちゃんと伝えられているのであれば、って気持ちがあります。でも僕は100パーセント奢ります。何から何まで……あ、レンタカー代とか奢ってもらったことはありました。全部は違いましたね。 阿部:でも、気持ちは100パーセント奢るってことですよね。 このテーマについて、「私は奢りたい派」と言う女性リスナーからこんなメッセージが届いた。 リスナー:恋愛のコツなどで「奢ってもらったときは、次は私が払うね」と言えば次に会う口実を作れると言いますが、私はそれがどうも苦手です。いつくるかわからないその次の機会まで、ずっと次は払わなければならないという使命感に駆られて、不自由を感じています。普通に考えて、次の機会を見計らって誘うべきなのは奢ってもらったこちらサイドなので、連絡してお互いの予定を合わせてお店を探す面倒を考えるとなおさらやっかいに感じます。そうなるなら、その日のことはその日のうちに精算して何の心残りもなく終了させたいです。 阿部:ええ、そうなの。男前だね。 加賀:奢ったら奢り返さないといけないっていうのがあるんですか? 阿部:そんなことはないでしょうけど、気持ちじゃないですかね。お返ししたいっていう。加賀さん、めちゃくちゃ考えてますね。 加賀:難しいなと思って。 阿部:やっぱり奢り・奢られって、価値観は出ると思います。 加賀:これって年齢にもよると思うんです。このリスナーが僕らより年下の方なんですけど、40代とかになってくると話が変わってきたりしますからね。 阿部はその他のリスナーの意見も踏まえつつ話を切り出す。 阿部:やっぱり奢るということも優しさだったり喜んだりしてほしいっていう気持ちもあるし、それを受け取るのも実は相手に喜んでもらう行動だと思いますね。 加賀:これすごい話ですね。相手が奢りたいという気持ちをちゃんと受け取って、2人でニコニコ同じものを食べていたらそれは最高ですよね。 阿部:男性が、女性が、っていうのは一回置いておいて。 加賀:金額じゃなくて人の心をちゃんと見るってことですよね。 阿部:人と人なので、気持ちと気持ちだから。