「めちゃめちゃ好きだった人に作った歌」がヒット 高校同級生バンド『Fish and Lips』【バイラルアーティスト】
日テレNEWS NNN
今回のバイラルアーティストは、高校の同級生で結成されたスリーピースバンド『Fish and Lips』。去年8月に配信リリースした1stシングル『会いたくなったら』は音楽配信のバイラルチャートで上位にランクインし、再生回数は140万回を突破(2月末時点・チューンコアジャパン発表)したことでSNSなどを中心に話題を呼んでいます。そんな高校卒業直後のFish and Lipsの3人にインタビューしました。 『バイラル』とは“感染的に”という意味があり“口コミで広がっていく様子”を表したもの。SNSなどによって拡散され、多くの人に聴かれているアーティストや今まさに火がつき出し、音楽シーンをにぎわせそうなミュージシャンをフィーチャーしていく日テレNEWS音楽部発『バイラルアーティスト』。
〈#6 Fish and Lips〉
Fish and Lipsは、2022年1月に埼玉県の高校同級生3人で結成。Vocal/Guitarの西村大地さん(18)、Bassの岩本柊平さん(18)、Drumsの岩田雄大さん(18)からなるスリーピースバンド。3月に高校を卒業し、この春からは大学に進学し学業と両立しながらのバンド活動。4月の自主企画ライブの開催を発表すると、1時間でチケットはソールドアウト。さらに、4月29日に大型フェス『JAPAN JAM 2024』への出演も決定。10月には東京・名古屋・大阪で対バンツアーの開催が予定されています。
■Fish and Lips結成 同じ高校の同級生「最初はLINEで話が進んで」
――Fish and Lipsというバンド名はどう決めたのですか? 西村:ひらめいたのは俺です。フィッシュ・アンド・チップスを由来としているんですけれども、「スナックのように好きな人の唇を」って意味でつけました。 岩本:『フィシュリ』って略せるのがすごくバンドっぽくっていいなって思いました。覚えやすいなって思って。 ―――バンドはどのように結成されたのですか? 岩田:西村と(同じ高校の)軽音部で、岩本と自分が中学校の同級生でそこから仲良くて、バンドをやってみようぜって話になって始めました。 西村:初対面は全然しゃべれなかったですね。 岩本:ずっと黙っている感じで、バンドをやっていくうちにしゃべれるように打ち解けていった感じがします。 西村:最初はLINEでまず話が進んで、あんまり会ってない状態で新曲をもうLINEに送っちゃって。スタジオにひとまず入ろうってなって、そこのスタジオが初対面だった。(初対面は)話したというよりスタジオに入ってあんま喋ってない状態でよく分からない人の新曲を演奏してるみたいな。