強豪国受難、アルゼンチン敗戦にブラジルはドロー W杯南米予選
【AFP=時事】サッカーW杯北中米大会の南米予選は14日、各地で第11節の試合が行われ、アルゼンチンが1‐2でパラグアイに敗れると、ブラジルは1‐1でベネズエラと引き分け、強豪国が苦戦を強いられる一日となった。 【写真】ゴールを喜ぶパラグアイのオマール・アルデレテ W杯カタール大会王者でコパ・アメリカでも優勝しているアルゼンチンは、11分にラウタロ・マルティネスが先制点を挙げて順調なスタートを切ったが、その8分後にアントニオ・サナブリアのバイシクルシュートで同点弾を奪われた。 するとパラグアイは後半開始早々の47分、FKのボールを頭で合わせたオマール・アルデレテのシュートが決まり、これが決勝点になった。 アルゼンチンはリオネル・メッシがほぼ無力化されてチャンスをつくるのに苦労し、その後の決定的な場面も得点にはつながらなかった。 敗戦を喫したアルゼンチンだが勝ち点22で首位を維持している。一方のパラグアイは、自動出場権が獲得できる6位に浮上した。 一方でブラジルは、ラフィーニャのゴールで先制した後、ベネズエラのテラスコ・セゴビアに同点弾を喫し迎えた後半、ビニシウス・ジュニオールがPKを外して勝ち点1にとどまった。 この結果、ブラジルは勝ち点17で3位にとどまっている。【翻訳編集】 AFPBB News