生まれつき障がい持つ長男を支援しながら働く“看護師ママ” 「自分の経験を役立てたい…」医療的ケアが必要な子供たちの家族の会を北海道内で立ち上げ【ママドキュ】
週に一度、自宅で理学療法士のリハビリを受けているやまとくん。 この隙に純子さんはデイサービスに持参した大量の荷物を超特急で片付けます。 その後は二人でひと休み。
「やまとが生まれてから障害がわかって、私もショックで泣いてはいましたけど、旦那も1日は泣いてましたけど翌日からケロッとして、もちろん悲しいけどそんなことばっかり言ってられないよねって。障害があったのもやまとの運命としてとらえて頑張っていくしかないでしょみたいな」(じゅんこさん) 頑張り屋さんのママと前向きなパパ。僕はここなら安心だって、2人を選んで生まれてきたんだよ。 やまとくんの寝顔が私達にそう教えてくれているような気がしました。
この日の夕飯はパスタ。 庭で育てた長ネギや冷凍のブロッコリーなど、野菜がたっぷり。 味付けは自家製の塩麹のみでシンプルに仕上げるのがお気に入りだそう。 料理が完成したら、ここで純子ママのベストバイ。 大和くんのご飯は大人の食事を取り分けてペースト状にします。 そのときに欠かせないのが岩谷産業のクラッシュミルサー。
ミキサーと違って、氷や冷凍食品などの硬いものも粉砕できるので、すり潰しが面倒なジャムやスープも簡単に作れちゃうんです。 じゅんこさんは3年前、医療的ケアが必要な子供たちの家族の会を北海道内で立ち上げました。 仲間と交流したり、障害児を産んだばかりの家族の相談を受けたり、自分の経験を役立てたいと思っています。
「この先は多分家族だけの生活じゃなくて、いろんな人の手を借りて生活していくことになる。こういう子だから手を借りるだけじゃなくて、みんなどの人も1人では生活できない。お互い助け合って生活していく社会の中で、私たち親がいない後も生活できるようになればいい」(じゅんこさん)
UHB 北海道文化放送
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