中国人向け性風俗店で不法就労助長疑い 経営者中国籍女を逮捕 売り上げ5億8千万円か
中国人向けの性風俗店で就労資格のない中国籍の女性を働かせたとして、警視庁国際犯罪対策課は入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、中国籍で東京都板橋区前野町、風俗店経営、陳立鳳容疑者(32)を逮捕した。認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は共謀し、5月9日~10月5日、豊島区池袋のマンションに設けられた中国人向けの違法の性風俗店「梦巴黎(ゆめぱり)」で、就労資格のない30代の中国人女性2人を働かせたとしている。 国際犯罪対策課によると、10月5日に風営法違反などの疑いで同店を一斉摘発し、陳容疑者とは別の経営側の中国籍の男女2人や従業員ら計20人を摘発。同店の売り上げは昨年8月以降で約5億8千万円に及ぶとみられる。主犯格とみられる陳容疑者の中国籍の30代夫が逃走しており、同課は夫を指名手配し、行方を追っている。