強すぎる卓球日本女子、1戦も落とさず4戦全勝で首位突破 パリ五輪代表トリオでブラジル撃破 五輪切符王手も早田ひな「優勝が目標」
「卓球・世界選手権団体戦」(19日、釜山) 女子1次リーグ最終戦が行われ、日本はブラジルとの全勝対決を3-0で制し、無傷の4連勝で1位突破での決勝トーナメント進出を決めた。 【写真】お団子ヘアのタカハシ選手 一生懸命な姿がより一層カワイイ 日本はパリ五輪代表内定の3人で快勝した。第1試合はエースの早田ひな(日本生命)が世界ランク87位のジュリア・タカハシを3-0で下し、第2試合は15歳の張本美和(木下グループ)が相手エースの同22位、ブルーナ・タカハシに圧巻のストレート勝利。さらに、第3試合は平野美宇(木下グループ)が東京パラリンピック金メダルの隻腕サウスポー、ブルーナ・アレサンドレに3-0で勝利し、勝負を決めた。 日本女子は五輪代表3人に東京五輪メダリストの伊藤美誠(スターツ)、世界ランク24位の木原美悠(木下グループ)という最強メンバーで、1次リーグ4試合で1マッチも落とすことなく、4戦全勝で首位突破。21日の決勝トーナメント1回戦を突破し、8強入りすればパリ五輪出場権獲得となる。早田は「私たちは団体戦で優勝するという目標の中に(8強での)パリ五輪の切符がある。選手5人全員が優勝を目指して頑張っていきたい」と改めて気を引き締めた。