NH大河『光る君へ』ゆかりの名刹も! 全長13kmでもアレンジしやすい低山縦走「中山連山」レポ
■中山連山への行き方
中山連山を縦走するなら、今回筆者が歩いた阪急山本駅から阪急中山観音駅の、反時計回りコースがおすすめだ。なぜなら宝塚ロックガーデンの下りはやや危ないからだ。また、中山連山東側はアップダウンが多いが、西側はアップダウンが少ないため、体力の配分がしやすいというのもある。 体力に自信がない人は、バスで住宅地の上のほうまで行き、標高を稼いでおいてから最寄りの登山口から登るのもアリだ。 中山連山の魅力は、体力や経験に合わせてルートを組みやすいところにもある。これからもっと暑くなるので、無理をせず山を楽しもう。 野口 宣存(のぐち のぶまさ) 中国貿易や民泊業の経営などをしていたが、コロナを機にライター業へ転身。里山歩きやオフロードバイクでの林道旅、山水で淹れる珈琲が大好き。 北摂を中心に丹波、但馬、播磨、丹後、京都、近江、若狭が主な活動範囲。釣り歴も相当長いのだが、釣りだけは一向に上達しない。
野口 宣存