定年後も働く人はどれくらいいる? 就業率や働き続ける理由を紹介
※株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター「ミドルシニアが望む定年後のキャリアとは「シニア層の就業実態・意識調査2023」分析レポート」を基に筆者作成 継続雇用を選択した理由として「職場や勤務地など環境を変えたくないから」「今まで培ったスキルやノウハウをそのまま活かせるから」と回答した方の割合が高く、新しい環境で再スタートを切るより、今までのキャリアを活かしたいと考える方が多いと予想できます。 一方「会社の方から継続を頼まれたから」「転職して、いちから新しい人間関係を構築したくないから」といった理由から現職に勤め続ける方もいらっしゃるようです。
定年後の理想の生活に合わせた働き方を選択しよう
60代であれば約半数の方が就業しており、60歳以上のうち約4割の方が働けるうちは働きたいと考えていることが分かりました。 また、定年後に継続雇用を選択した理由として「スキルを活かせる」という積極的なものから「新しい人間関係を構築したくない」という消極的なものまで見受けられます。 実際、シニア世代の新規採用をする企業は限定的で、定年前とは違う会社への再就職の難しさが、継続雇用希望の一因となっているでしょう。 継続雇用か再就職かをお悩みの方は「働けるうちはバリバリ仕事をしたい」「短時間勤務に変更して悠々自適に暮らしたい」など、定年後の理想とする働き方を一度考えてみるとよいでしょう。 出典 内閣府 令和5年版高齢社会白書(全体版) 第1章 高齢化の状況 第2節 高齢期の暮らしの動向 1 就業・所得 (6)就業状況 (2ページ) (1ページ) 株式会社リクルート ジョブズリサーチセンター ミドルシニアが望む定年後のキャリアとは「シニア層の就業実態・意識調査2023」分析レポート 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部