京口紘人がパワーアップ宣言!あの”ラウンドガール抱きつき男”と対戦=5.11
5月11日(土)に韓国・仁川で開催される『Treasure Boxing 6 in Paradise City』でフライ級3戦目に挑む元世界2階級王者・京口紘人(ワタナベ)のインタビューが試合をを配信するU-NEXTより届いた。 京口の相手はIBF世界フライ級9位ビンス・パラス(フィリピン)。パラスは昨年10月、石澤開に勝利した際、喜びのあまりラウンドガールに抱きついたことで大きな波紋を呼んだ選手だ。 【フォト】パラスが豊満ラウンドガールに抱きつき場内騒然! 今月1日の会見では京口が「パラスはパンチがあっても、今回はハグをさせない」と勝利を誓っていた。 両者は18年5月に1度対戦しており、当時IBF世界ミニマム級王者だった京口が判定3-0で勝利して王座2度目の防衛に成功。当時、同級10位だったパラスは初敗北。パラスも階級を上げ京口にリベンジを挑む。 パラスの印象について、京口は「パンチもある選手ですし、パワーもあって、勝負強さのある選手」と認める。 前回は判定までもつれ込んだが「パラス選手と戦った時は、自分の中でもミニマムでの最後の試合ですごい減量の影響があって、足がちょっとしびれたりがあったので、その時よりもっといいパフォーマンスを出せると思う」と期待させた。 さらに階級を上げたことで「スピードとか機敏さはちょっとミニマムの時と比べて落ちたというのはあると思うが、 パワーとかは格段についた。1番は耐久力じゃないですか。ミニマムの時と比べて大きく変わったところはそこだと思う」と断言。寺中トレーナーとのトレーニングで強化し、パワーと打たれ強さに手応えを感じている様子だ。京口は前戦、昨年9月のジャーベン・ママ戦で3回KO勝利、今回もKOが期待される。 最後に、U-NEXTで生配信を視聴する人へ向け「ボクシング見たことのない方も多分いると思いますが、この試合を見てボクシングってこんな素晴らしいものなんだとか、純粋に楽しんでもらいたいなっていう思いがあるので、それぞれ楽しみに見てもらえたらと思います」とメッセージを送った。 プロ戦績は京口が19戦18勝(12KO)1敗、パラスが23戦20勝(25KO)2敗1分。