13日はこんなに真っ赤だったのに…

25℃以上の夏日から急転直下、冬の冷え込みとなった2024年11月。 今、SNS上で大きな注目を集めているのはそんな11月の気候の変化を可視化した動画マップ。 【動画】暑かったり寒かったり。11月を16秒で振り返る！ 「ここ数日の気温を動画にしてみた。16日(日)に25℃近くまで上がった後、一気に12月の寒さに。冬将軍、もう少し手加減してほしい。」と件のマップを紹介したのは地図サイト「5656map」運営者のにゃんこそば＠データ可視化さん（@ShinagawaJP）。 気象庁MSMのデータを参考に、寒気を青、暖気を赤で表現したこのマップ。わずか1、2日の間に日本列島を包む大気が急激に赤から青に変わる様子を見ると、たしかにあの変化にも納得だ。 にゃんこそばさんにお話を聞いた。 －－11月の気候変化について。 にゃんこそば：今年の秋は全国的に平年より2～3℃高く、なかなか夏服をしまえなかったのが印象的でした。11月17日も本州の各地で夏日となり、長袖では汗ばむぐらいの暑さだったのですが、その直後にこの秋で初めての本格的な寒気が南下。東京ではわずか1日半で15℃も下がることとなりました。この週には職場でも体調を崩される方が多く、寒暖の差は怖いなぁ…と改めて実感したところです。 －－動画を見てあらためて思うことを。 にゃんこそば：実は、毎年この時期になると似たような動画を作成しています。残暑の残り香にシベリアの冷たい空気が吹き込む様子は、いつ描いても美しいものです。初めての試みとして、今年は風の様子を書き加えてみたのですが、冬将軍の躍動感みたいなものが少しは伝わったでしょうか？ －－今回も反響がありました。 にゃんこそば：この作品のテイストで1年分の動画を作ってほしい、という反応を見かけて、ロングバージョンも作ってみました。いずれXなどで公開したいと思います。 ◇　◇ SNSユーザー達から 「寄せては引く寒冷の波、美しいですねーいつもありがとうございます」 「こういうの見る度に思うんだけど、僕らはよく生き残ってるよな…。たまに見かける『生きてて偉い』は、そんなにジョークでもないと思う。」 「でもひと昔よりかは寒くないんだよなあ　西日本じゃ10年くらい前までは最高気温5～8度とか当たり前だったのに　たぶん今年も12月入っても最高気温10～15度が基本になるんじゃないかなあ」 など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。 なお、今回の話題を提供してくれたにゃんこそばさんはお天気に限らず身近なデータや様々な話題を可視化してX上で紹介している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。 （まいどなニュース特約・中将 タカノリ）