人質の家族の会が映像を公開 ハマスが女性兵士らを拘束
テルアビブ、イスラエル、5月23日 (AP) ― 昨年10月7日、イスラエル南部を奇襲したイスラム武装組織ハマスに拘束され、人質となったイスラエル軍女性兵士7人の当日の映像が5月22日、家族らで作る会によって初めて公開された。 家族の会によると、事件当時イスラエル南部のナハル・オズ基地に連行された際に、ハマスなどテログループのボディカメラに記録された映像だという。 映像には両手を縛られ、壁に向かって整列させられた女性の姿が映っており、顔から血を流している女性もいた。 この奇襲攻撃で約1200人の民間人が殺害され、外国人を含む約250人が拉致された。 人質の約半数は、昨年11月の1週間にわたる停戦期間中に、イスラエルに拘束されていたパレスチナ人受刑者と交換で解放されたが、依然として100人前後がガザ地区で人質となっている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)