江藤農林水産大臣が県内を視察 常磐ものを堪能「おいしいです」 全国的に新米の高止まりが続く状況については(福島)
福島放送
第2次石破内閣で農林水産大臣に再任された江藤 拓大臣が、5年ぶりに福島県内を視察し生産者らと意見を交わしました。 浜通りを視察した江藤農林水産大臣。 昼食ではカツオの刺身やメヒカリの唐揚げ、アオサの味噌汁などの常磐ものを堪能し、「すばらしいね。おいしいです」「完食させていただきます」と、話していました。 江藤大臣はいわき市で福島県漁連の野崎 哲会長らと意見を交わしたほか、富岡町で新たに参入した農業法人の経営者からも現状を聞きました。 それを受けて江藤大臣は、「ショックであったのは漁業でも農産物でもそうだが、風評というものが、これだけの時間が経っても非常にまだ残っている」と、話していました。 また、新米の取引価格が過去最高を更新し、県産米でも去年の同じ時期の1.7倍以上になっている現状については、「私は正直な気持ちはですね、少しコメの価格があがることによって農家の方々が営農意欲を継続的に持ってもらっていただける」「消費者の方々の気持ちも忖度しながら、これからコメ政策、まさにまだ大臣になって10日しかくらい経っておりませんが、大きな課題でありますから取り組んでいきたいと思っています」と、話していました。 江藤大臣はさまざまな生産者たちと意見交換をして、現場のニーズに応えていきたいと話していました。