九州地区高校野球大会、沖縄尚学が鹿児島実に完封勝ちし4強出そろう…降雨継続試合
九州地区高校野球大会の準々決勝1試合が30日、大分市の別大興産スタジアムで行われた。29日からの降雨継続試合で、沖縄尚学(沖縄)が鹿児島実(鹿児島)に5-0で完封勝ちした。 【写真】沖縄県の悲願だった夏の頂点…たどり着いた名将が若人に伝え続ける「野球道」
これで柳ヶ浦(大分)、エナジックスポーツ(沖縄)、西日本短大付(福岡)の4強が出そろった。準決勝は11月1日に同スタジアムで行われる。
沖縄尚学のエース末吉(1年)がチームを2年ぶりの準決勝に導いた。最速150キロを誇る左腕は、変化球をコーナーに投げ分け、最後は得意のスライダーで打ち取った。中断の影響を感じさせない好投を見せた末吉は「相手は変化球にタイミングが合っていなかった。集中力を切らさずに投げることができた」と喜んだ。