「だから言ったでしょ!」夏休み明けにイライラしないために! 片付けのプロが教える“新学期準備”完全ガイド
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。長いと思っていた子どもたちの夏休みも、そろそろ終わりが見えてきました。子どもも人それぞれなので、夏休みが終わったときに「さあ、新学期だ!」とすぐに切り替えられる子もいれば、ズルズルと夏休みモードを引きずってしまう子もいます。今から少しずつでも、子どもたちの生活を新学期に向けて整えていきましょう。 【写真で詳しく解説】夏休みが終わるまでにやっておこう! スムーズに新学期をスタートするための「3つの整理整頓」 「今から新学期の準備なんて、ちょっと早いんじゃない?」と思うかもしれませんね。でも、いざ登園・登校するときになってから「ハサミがない」「ノートが切れていた」ということを子どもが言ってきて、あわててしまったというのはよく聞く話。時間に余裕のあるうちに準備を終わらせておけば、安心して新学期初日を迎えられます。実際にやらなければいけないことを書き出してみると、けっこうたくさんあるものです。抜け漏れのないように準備を進めていきましょう。
園や学校に持っていく物とカバン・ランドセルの中身をチェック
幼稚園・保育園や学校から持って帰ってきた物を確認しましょう。必要な物はそろっていますか? 色鉛筆やクレヨンが短くなって書きにくくなっていませんか? のりやセロハンテープは十分に残っているでしょうか? なくしがちな小さな名札はどこにあるか把握できていますか? 消耗品については、家で親がすぐに確認できる今のうちに残量をチェックして、足りなくなりそうだったら予備の物を準備しておくといいですね。見落としがちなのが、絵の具セットや習字道具。学校でも週に1回使うかどうかなので、絵の具・墨汁・半紙などは必ず確認しておきましょう。最近は新聞をとっているご家庭が少ないので、もし習字道具として新聞紙が必要な場合は、足りているか確認しておいた方がいいですね。「始業式前日にぞうきんを買いに行ったら、近くの店は売り切ればかりだった」という話を聞いたことがあります。そのようなことがないように、やはり事前の準備が大切です。 上履きや体操服は、普段使っている様子が見えにくいものです。夏休み中に子どもに実際に身につけてもらって、サイズが小さくなっていないか見ておきましょう。子どもの成長は早いので、この夏休みの間にサイズアウトしてしまった、ということも考えられます。少し小さいくらいだと子どもは気にしないですが、大人の目で見ると靴や上履きがきつそうだったり、体操服がピチピチだったりすることもあります。指定の物を買う場合は、わざわざ売っているお店まで行かなくてはいけないという手間もあるので、早めに確認しておくことがおすすめです。 準備する物が多い場合は、忘れないようにチェックリストを作ると管理しやすくなります。リストの書き出しから準備ができたときのチェックまで子どもと一緒にやると、忘れ物がなくなる上に、子どもには自分で準備ができたという達成感も生まれますよ。