大谷翔平の初PSは地区シリーズ敗退濃厚? 1勝2敗のドジャースに不利なデータ、米記者公開「1勝1敗で迎えた場合、第3戦の勝者が勝ち上がる確率は73パーセント。さらに…」
現地10月8日、ロサンゼルス・ドジャースはサンディエゴ・パドレスと敵地ペトコ・パークで地区シリーズ第3戦を戦い、5対6で敗れた。先に3勝したチームが勝ち上がるため、1勝2敗のドジャースは崖っぷちに立たされた状況だ。 【動画】パドレスとの第3戦、3回に飛び出したT・ヘルナンデスのグランドスラム! ドジャースは初回にポストシーズン22打数無安打と不調だったムーキー・ベッツがソロ本塁を放って先制。しかし、先発のウォーカー・ビューラーが大誤算だった。2回にフェルナンド・タティースJr.に2ランを浴びるなど、一挙に6点を失ってしまった。 3回に9番ミゲル・ロハス、1番の大谷翔平、2番ベッツの連続安打で満塁とすると、4番テオスカー・ヘルナンデスが期待に応えるグランドスラムを放って、5対6とドジャースが1点差まで追い上げた。 しかし、反撃は続かず、このまま5対6で試合終了。本拠地ドジャー・スタジアムでの初戦こそ勝利したものの、第2戦、そして敵地での第3戦を落としたドジャースは1勝2敗で地区シリーズ敗退の危機を迎えている。 そんなドジャースに対して、不利なデータが明らかになった。『MLB.com』のサラ・ラングス記者が試合後、「5試合制のポストシーズンで、1勝1敗のタイで迎えた第3戦で勝利したチームがシリーズを制したのは62チーム中45チーム。確率は73パーセント」と自身のX(旧ツイッター)にポストした。 さらに、「2試合、2試合、1試合で会場を移す現行システムで、2勝1敗として4戦目を本拠地で戦うチームが、31回中25回(81パーセント)で勝ち上がってる。この25回のうち、4戦目での勝利でシリーズを制したのは18回」と、第3戦で勝利し、第4戦も本拠地で戦うパドレスに有利な統計を紹介した。データ上ではドジャースが不利な状況となっている。 現地9日に同じく敵地で第4戦を戦うドジャース。負ければ地区シリーズ敗退、勝てば2勝2敗のタイに戻して、決着を本拠地ドジャー・スタジアムでつけることになる。はたしてMLBキャリアで始めてポストシーズンに出場した大谷は、このまま地区シリーズで姿を消してしまうのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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