イケメンすぎると評判のライダー俳優・甲斐翔真 ミステリアスな悪役演じる
念願の仮面ライダーへの出演は、ミステリアスな悪役で
「とくにクウガが好きでした。仮面ライダーに出てみたいと思っていたので、決まったときは本当にうれしかったです。子どもの番組という固定観念を持っている方も多いと思うのですが、人間関係がしっかり描かれたストーリーなので、大人が観ても楽しめると思います。もしも全ての人に仮面ライダーを観てもらうことができたら、きっと全員から面白いと言ってもらえると思います」 あこがれの仮面ライダーに悪役で出演することに対しての抵抗はない。そのうち、ライダーの仲間になるのでは?という予想には「この先どうなるかわからないけれど、僕は最後まで悪役に徹したいと思っている」と話す。親戚の子どもたちは大喜びで、一緒に写真を撮ったり、サインをしてあげたりしたという。 甲斐が演じるパラドは9話の放送を終えた現在でも、まだ謎に満ちていて、これからどうなるのかが気になるところ。 「年明けの放送では、パラドの謎がだんだんと解き明かされて、いろいろな展開が期待できると思います。出番ももっと増えてくるかも?(笑)」 現在は目下、エグゼイドの撮影と年末のアミューズ若手俳優25人が歌とダンスを披露する「HANDSOME FESTIVAL」の舞台リハーサルとで忙しい日々を送る。初体験のダンスでは、普段絶対にすることのなかった動きに戸惑い、筋肉痛にも見舞われた。 「サッカーやっているから、ダンスくらいできるでしょ、ってよく言われるんですが、全く別物。それでもうまくできないところがあれば、先輩が声を掛けてくれて、親切に教えて頂けるのがありがたいです」 先輩との距離を意識せず、背中ではなく間近で舞台での動きを見て学ぶ機会が得られるという。今はまだ仕事をしているという実感はなく、見るものすべてが目新しく感じられる。定休日がなく、毎日が月曜日のようだ。 「まずはエグゼイドを1年、しっかり頑張りたい。放送しながら撮る、視聴者の方の感想を聞きながら、それを頭に入れながらできるっていい体験です。目の前のことに向き合うことで必ず何かが残ってくると思うので、それを吸収して、俳優としての土台をつくっていきたいです。まだ、目標を立てられるような実力はないので目標とは言えませんが、今は映像をやり、いつかは舞台にも出てみたいです。ミュージカルが大好きで、劇団四季の『ライオンキング』は3回観ました。ミュージカル、いつかやってみたいです」 見るもの、体験することすべてが新鮮。持ち前のサッカーで鍛えた精神力と身体で、思いがけず切り開かれた道を今はただ進んでいく。
■甲斐翔真(かいしょうま) 1997年11月14日生まれ。2015年アディダスのサッカー日本代表のユニフォームのネットCMでデビュー。『写真甲子園』(2017年公開日未定)で映画初出演。現在、『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系、毎週日曜日午前8時放送)にパラド役で出演中。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマンvsエグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』12月10日(土)より全国ロードショー。