【岸和田競輪】パールカップ2代目女王は石井貴子 「一番わたしがびっくりしています」G1初制覇
岸和田競輪場で13日、ガールズケイリンのG1「第2回パールカップ」決勝が第12レースで7選手により争われ、石井貴子(34)=千葉・106期=が優勝。初のG1タイトルを獲得した。 レースは序盤、山原さくら、吉村早耶香、尾崎睦、柳原真緒、当銘直美、奥井迪、石井貴子の順で周回。打鐘で奥井が一気に先頭を奪って逃げの態勢に入ったが、ゴール前で終始奥井をマークして進めた石井がしっかり差し切って1着。優勝賞金540万円(副賞含む)と12月29日に静岡競輪場で行われる「ガールズケイリングランプリ2024」の出場権を得た。 2着は奥井、3着は尾崎。優勝した石井の次回出走予定は26日から始まる小松島。 石井貴子「昨年も出られなかったですし、G1に格付けされてから初出場だったので、自分が一番びっくりしています。7番車でしたし、7番手も覚悟して臨みましたが、奥井選手が後方となって、あの位置とはいえ奥井選手の番手にはまることができて恵まれました。できることに集中しようと思って走って、最後は必死で何も分かりませんでした。いいときも悪いときも声をかけて下さったみなさんに感謝していますし、その日にできることを精いっぱいという気持ちでやっています。足りないところはたくさんありますが、頑張っていきます」
報知新聞社