ソシエダ守護神レミーロ「彼のドリブルはほんの一握りしか持ち得ない才能。僕たちはそれを生かすべきなんだ」
13日のラ・リーガ第19節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのビジャレアル戦に1-0で勝利した。GKアレックス・レミーロは、この試合の決勝点を決めたMF久保建英を称賛している。 【動画】久保建英がゴール! 久保はこの一戦の51分にゴールを決めた。MFミケル・オヤルサバルのロングボールを敵陣で受けると、MFダニ・パレホのファウル覚悟のチェイスを物ともせず、そのまま50~60メートルを駆け抜けえボックス内に侵入。ボックス内で、前を走り止めようとするDFキコ・フェメニアを、絶妙な左足アウトサイドのボールコントロールでいとも簡単に抜き去りシュートコースをつくると、間髪入れず左足を振り抜いてGKルイス・ジュニオールを破った。 試合後、メディアに対応するソシエダ関係者は、誰もがこの久保のゴラッソ(ファインゴール)について言及することになった。久保と仲が良いことで知られるレミーロも例外ではなく、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、次のように語っている。 「タケはこのチームに大きく貢献しているね。タケが勢いを手にしているとき、僕たちは彼のことを探すんだよ。その能力は誰もが知っているし、今回はカウンターから彼のアクションを引き出すことができた。満足しているよ」 インタビュアーから「あなたはタケと仲が良いですが、左にカットインして股抜きすることは分かっていましたか?」と冗談混じりに問われると、こう返答している。 「僕ははっきり分かったよ(笑)。……まあ、彼は本当に器用で、ほんの一握りの選手しか持ち得ないドリブルの才能を持っている。タケが勢いに乗っていれば僕たちもうれしいし、そんな彼をしっかり生かし切らないといけない。今日はチームの勝利、彼の活躍から幸せを感じているよ」 またDFアイエン・ムニョスも久保のゴラッソについて感想を求められ、「別に驚いてはいないけどね。後方からすべて見ていたが、素晴らしいプレーだった。オヤルのクリアボールがうまくつながったし、タケは凄まじいフットボーラーだ」と語っている。