ワンランク上の「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーンHOME MADE STORY」4月発売、本場手作りのような濃厚な味わいに
明治は、主力の「明治ブルガリアヨーグルト」(1973年発売)ブランドから、ワンランク上の「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーンHOME MADE STORY(ホームメイドストーリー)」(400g、税込324円)を、4月8日全国で発売する。 「明治ブルガリア」ブランド発売50周年を記念し、ヨーグルトの本場ブルガリアの家庭で手作りされているようなヨーグルトを目指し開発したという。 明治によるとブルガリアの伝統的なヨーグルトは素焼きの壺で作られている。素焼きの壺は、発酵中に牛乳の水分を吸収することで牛乳を凝縮させ、さらに吸収した水分を壺の表面から蒸発させて気化熱を奪い、低温発酵の手助けをするという。 こうして作られたヨーグルトは、なめらかでコクがあり、キメの細かいおいしい味わいになるという。 明治はこの風味特徴を再現するため、独自技術の「濃縮仕込み」と「まろやか丹念発酵」を組み合わせ、さらに「くちどけ芳醇発酵」を採用することで、濃厚でありながら口どけが良いなめらかな食感に仕上げたという。定番品の「明治ブルガリアヨーグルトLB81」400gプレーンより乳脂肪分が高く、食べると一口目から乳の濃厚なコクが感じられる(2023年12月、東京で開催の「明治ブルガリアヨーグルト」発売50周年記念発表会で一部公開)。 パッケージは、定番品が青色を基調としていることに対し、今回の「ホームメイドストーリー」は赤色を基調とし、金色の背景色を採用することで、特別感を表現した。また発売50周年のロゴを記載した。明治は「今後のさらなるブランドの進化への思いを込めた商品」としている。 なお明治によると、「明治ブルガリアヨーグルト」は、日本にまだ加糖ヨーグルトしかなかった時代、1970年に開催された大阪万博で、当時の社員が「ブルガリア館」で提供されていた本場のプレーンヨーグルトを試食し、「この味を日本にも」と開発に着手したのが始まりという。翌年の1971年に日本初のプレーンヨーグルト「明治プレーンヨーグルト」として登場し、ブルガリアから国名の使用が許可されたのち、1973年に「明治ブルガリアヨーグルト」に名称変更したという。
食品産業新聞社
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