政治記者が野党の相関図を図解!見えてくる問題とは?選挙ドットコムちゃんねる
そして、国民民主は自民党に接近しつつありますが、自民党のとある幹部からはこんなコメントもあったとか…… MC伊藤「両想いになれるとしたらここ(自民党と国民民主党)だと思ったんですが……」 国民民主党から分裂した教育無償化を実現する会は、日本維新の会と統一会派を結成しました。やがて合流する可能性が高いと今野氏は予想します。 国民民主党は成り立ちから鑑みて、立憲と合流するのは難しいと思われます。維新と立憲の第1野党の争いが今後どうなるか、野党が力を持ったところで自民と渡り合っていけるかは……。
岸田政権の低い支持率でも、勝ててしまいかねない与党 現状を変えるのは?
今野氏は、自民党が獲得する票数が有権者数の4分の1で、その獲得数で、3分の2の国会議席が獲得できてしまうと指摘します。 民意が自民を支持していなかったとしても、現状のように野党が分断されていては、現在の選挙制度では自民党が選挙に勝ててしまうのです。 今野氏「支持率20%の岸田さんが選挙をやったら、普通に考えたら惨敗するんじゃないかと思うけど、実はそうでもなくて。野党はどれもつながってないじゃないですか。」 新党設立の動きはどうなっているでしょう。 今野氏は、7月に都知事選がある小池百合子氏を挙げたものの、希望の党での一件があったためか「新党の話はなかなか出てこない」と指摘します。 MC伊藤「最後に、今野さんが注目する関係軸はどこですか?」 今野氏は立憲と国民民主の軸に注目します。 今野氏「万が一共闘すると一気に景色が変わりますよね。情勢を変えますよ。右で憲法改正だし、立憲だったらリベラルだし」 選挙協力だけでもしっかりして、終わったら連立政権くらいは考えてもいいよとなれば、一気に変わるだろうと予測しつつ、歴史を振り返るとどんな連立があっても不思議ではないと期待します。 野党も大事です。ぜひご注目ください!