海なし群馬で「出張カキ小屋」、東日本大震災の復興支援…宮城・石巻産「プリプリで食べ応え抜群」
東日本大震災で被災した宮城県石巻市の復興支援につなげる「出張カキ小屋牡蠣(かき)奉行」が4日、群馬県前橋市千代田町の前橋中央イベント広場で始まった。石巻はカキ養殖が盛ん。産地直送のカキを格安で味わえ、売り上げの一部は被災地に寄付される。 【図】一目でわかる…宮城県のカキ生産量・産出額
震災の元ボランティアら有志でつくる「かき小屋実行委員会」の主催で、震災翌年の2012年から全国各地で開いている。来場者は、買い求めたカキを殻付きのまま網に敷き、炭火で焼く。サザエやエビなどを一緒に楽しむこともできる。殻付きカキは約1キロ・グラムが税込み880円。
太田市の会社員男性(29)は「プリプリで食べ応え抜群。値段もお得でおいしい」と、熱々をほおばっていた。
26日まで。午前11時~午後9時。