「華麗な復活を遂げた」昨季4勝→15勝でリーグ最優秀選手賞に輝いた菅野智之を韓国メディアが異例特集「3度目のMVPを胸にMLBへ」
読売ジャイアンツの菅野智之は今季24登板で15勝3敗、防御率1.67を記録。チームを4年ぶりのセ・リーグ優勝に導き、個人としても最多勝と最高勝率に加え、リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた。 【画像】菅野智之のプライベートショット、題して“男旅” 4勝にとどまった昨季から見事な復活を遂げた日本人投手の大活躍には、韓国メディア『sportal korea』が異例の注目を注いでいる。「復活に成功したスガノ、3度目のMVPを胸にMLBへ向かう」と題した記事内で、昨季までの菅野を次のように振り返っている。 「2020シーズン終了後、スガノはポスティングシステムでMLB進出を目指したが、当時はコロナ禍の影響もあり満足のいくオファーを得られず断念。最終的に巨人残留を選択した。その後は3年連続で防御率が平均3点台にとどまり、不振の沼に陥った。昨シーズンは怪我の影響で14試合に先発して4勝8敗、防御率は3.36と低迷し、プロデビュー後初めて100イニングを消化できないほど最悪のスランプを経験した」 近年の不振を脱却しようと巻き返しを期して臨んだ菅野は今季、先発ローテーションの柱としてフル回転した。DeNAとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでは6年ぶりにリリーフ登板を果たすなど総力戦で戦ったが、チームの4年ぶり日本シリーズ出場は叶わなかった。それでも、獅子奮迅の活躍でリーグMVPに輝く活躍を見せた菅野を、「劣化したのではないか? との評価を受けたスガノが華麗な復活を遂げた」と称賛。35歳のベテラン右腕の成績を紹介しつつ、「かつての姿を取り戻した」とまとめている。 自身3度目のMVPを獲得した菅野は、今オフに海外フリーエージェント権を行使して憧れだったメジャーへの再挑戦を表明した。新天地でどれほどの活躍を見せてくれるのか、MVP右腕の挑戦に期待だ。 構成●THE DIGEST編集部
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