最終戦も負けOP戦最下位の巨人原監督が掛布HLTに漏らした「こういう時こそ誰か出てくるもの」発言の真意
そして5番候補が新外国人のパーラである。 「長打はありませんが、打撃フォームに癖がなく、左投げ左打ちの打者にしては、右手をうまくリードして使える打者なんです。バットを面に使って打つことができています。つまり、力任せにヘッドが遠回りしてくるようなことが少なく、広角に打てるんです。.280は打つんじゃないですか。パーラが大崩れすることがなければ打線は機能しますよ」と掛布氏。 加えて下位打線ではベテランの中島が元気で4本塁打は、オープン戦の本塁打王。そして、大城をキャッチャーとして起用できるメドが立った。原監督が「厚みが増した」という点は、この部分だ。 巨人のオープン戦最下位は2017年以来、3年ぶりの屈辱だが、原監督の2次政権の3年目の2008年も最下位に沈んでいる。この年は13ゲーム差をひっくり返して優勝。「メークレジェンド」の流行語を作っている。開幕延期は、悲しい出来事であるが、ここから再調整が必要な巨人にとってみれば、”追い風”になるのかもしれない。