今年もハンガリーで「裸のサンタラン」、寒さに負けず水着姿で街を疾走 参加費は慈善団体に寄付
ハンガリーの首都ブタペストで15日、毎年恒例「裸のサンタラン」が開催された。参加者は寒空の下、赤い水着やサンタ帽、靴だけを着用し、「ホーホーホー」と掛け声を上げながら、市内を駆け抜けた。 「寒くない。寒いと感じるわけがない。着ている服が少ないほど温度を感じやすくなる。寒くはない」 途中で立ち止まり、歌や踊りを披露する参加者も。 「参加は今年で10年目だ。初めて来たときは娘がお腹の中にいた。翌年は、装飾を付けた赤いベビーカーに乗せて彼女と一緒に走った。娘は5ー6歳で1人で走り始めた。娘にとってもサンタランは毎年恒例だ」 参加費は毎年、子ども向けの慈善団体に寄付される。今年は「プラダー・ウィリー症候群」の子どもを持つ家庭の支援団体に寄付されるという。