RENAが元ROAD FC王者を判定で破り約1年8カ月ぶりの勝利。王者・伊澤星花には「もっと自分が強くなってから挑戦したい。次、いい勝ち方ができたら年末とか」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で昨年4月以来の再起戦に臨んだシュートボクシング(SB)の絶対女王RENA(シーザージム)が苦しい展開を制し、判定勝ちを収めた。 RENAは前戦でクレア・ロペスに生涯初のタップ負けを喫しており、勝利は2022年7月のアナスタシア・スヴェッキスカ戦以来、約1年8カ月ぶりとなった。 RENAは元ROAD FC女子アトム級王者でRIZIN初参戦のシン・ユリ(韓国/team GENIUS)と対戦。 1R、ともにオーソドックスの構え。RENAは右カーフ。ユリは左ジャブを飛ばす。RENAも左ジャブから右カーフ。圧をかけるユリ。RENAは左ジャブを出す。RENAは左インロー、右カーフ。RENAは言っ機微詰めてヒダリボディー。組み付いてRENAがヒジ打ちもユリもヒジを当て、RENAが左目じりをカット。ユリはその傷を狙ってヒジ。RENAはボディーにヒザを打ち込み、左フック。組んでヒザをボディーのRENA。ボディーを効かせたRENAは左の三日月蹴りで追撃。
2R、開始後、様子見の中、RENAにドクターチェックが入り一時中断。再開後、ユリが積極的に攻め込んでいく。RENAは三日月蹴り、組んでのヒザ。ユリもヒザを返す。ユリが前に出てワンツー。RENAは左フック。RENAは右カーフ、ワンツー。組んでRENAがヒザ、ユリはヒジ。RENAは左三日月蹴り。パンチの打ち合いからユリが組み付いて浴びせ倒すようにテイクダウン。ユリが上を取ってハーフのポジション。RENAは下からヒジ。ユリは鉄槌、ヒジ。RENAは下からユリの右腕を取ってアームロックにとらえるがラウンド終了。 3R、パンチの打ち合いからユリが組み付きケージに押し込む。押し返すRENA。再びタックルのユリをつぶしたRENAはがぶってヒザ。RENAはスタンドでフロントチョーク。ユリは首を抜いて、打撃の展開。しかしすぐに組み付いてRENAが押し込む。体を入れ替え押し込むユリ。RENAはつぶしてバックを奪う。グラウンドでバックマウントを取ってヒジをを落とす。ユリはなんとかもぐって逃げるが、RENAは鉄槌、ヒジ。ユリはケージ際で何とか立つことに成功すると、またタックル。RENAは下からフロントチョーク。ユリは首を抜いて上を取ったところでゴング。 判定は3-0でRENAが勝利を収めた。
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