米競馬の祭典のひとつ「BCマイル」参戦の日本馬は“低評価”の伏兵扱い。付け入る隙は?【ブリーダーズカップ/後編】
日本勢は苦戦必至。打つ手は…
日本馬では、やはりジオグリフが上位。2022年の皐月賞以来、約2年半も勝ち星から遠ざかっているが、前走の札幌記念(GⅡ)では道中3番手から2着に食い込んで復調の兆しを見せた。デルマー競馬場に適性があれば、前々での競馬で上位への粘り込みを狙える可能性もあるだろう。 その他、日本馬の出走予定レースは以下の通り。異国での活躍に要注目だ。 ■ジュヴェナイルターフスプリント(2歳、芝1000m) エコロジーク(牡2歳/栗東・森秀行厩舎) ■ジュヴェナイルフィリーズ(2歳牝、ダート1700m) アメリカンビキニ(牝2歳/栗東・斉藤崇史厩舎) オトメナシャチョウ(牝2歳/栗東・森秀行厩舎) ■ジュヴェナイル(2歳、ダート1700m) エコロアゼル(牡2歳/栗東・森秀行厩舎) シンビリーブ(牡2歳/栗東・森秀行厩舎) ■ジュヴェナイルターフ(2歳、芝1600m) サトノカルナバル(牡2歳/美浦・堀宣行厩舎) ■ディスタフ(牝3歳上、ダート1800m) オーサムリザルト(牝4歳/栗東・池江泰寿厩舎) アリスヴェリテ(牝4歳/栗東・中竹和也厩舎) ■スプリント(3歳上、ダート1200m) ドンフランキー(牡5歳/栗東・斉藤崇史厩舎) リメイク(牡5歳/栗東・新谷功一厩舎) メタマックス(牡4歳/栗東・森秀行厩舎) ■ダートマイル(3歳上、ダート1600m) テーオーサンドニ(牡5歳/栗東・高柳大輔厩舎) 文●三好達彦
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