「新監督を悩ませる」リバプール専門メディア、遠藤航の五輪出場を不安視。「プレシーズンに混乱をもたらす」【海外の反応】
リバプールは新監督であるアルネ・スロット氏のもとで、新シーズンへの準備を着々と進めている。しかし、サッカー日本代表でリバプールに所属する遠藤航の動向が新監督を悩ませているようだ。リバプール専門メディア『Liverpool Echo』が、現地時間25日に報じている。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! 昨夏にリバプールに加入した遠藤は、リーグ優勝争いを繰り広げたチームの中で公式戦43試合に出場。怪我人が続出するチーム状態の中、アジアカップを除き長期離脱もなく安定したパフォーマンスをみせて、中盤の一角として確固たる地位を築いていた。 当然新監督のスロット氏のもとでも重要な戦力として活躍する可能性が高く、今夏のプレシーズンマッチを含めた来季に向けての準備は重要になってくる。しかし、『ABEMA スポーツタイム』のインタビューで、遠藤は五輪出場に関して、「もし選ばれたら出たい」というコメントを残していた。 このコメントを受けて、同メディアは、「遠藤航のパリ五輪出場が新監督を悩ませる。プレシーズンに混乱をもたらすだろう」と、遠藤がパリ五輪に出場した場合のチームの混乱を不安視した意見を残している。 また、「彼が選出された場合、リバプールは難しい決断を迫られることになる」と強調し、「今年のオリンピックはパリで開催され、男子サッカーの試合は7月24日から8月9日まで行われる。代表メンバーは7月3日までに提出する必要があり、その結果選手たちはプレシーズンの大半を欠場することになるが、所属クラブには選手の離脱を認める義務はない」と、クラブ側が遠藤不在の影響を懸念して五輪出場を認めない可能性があることも指摘していた。果たして、日本代表のキャプテンはパリ五輪にも出場することになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部