手越祐也

　日本テレビは２８日、石澤顕社長の定例会見で、元ＮＥＷＳの手越祐也（３６）に関する同局番組への出演について言及した。１７日に急逝した俳優の西田敏行さんも追悼した。 ◆ロッチ中岡、手越祐也『イッテＱ』復帰を歓迎【写真】 　手越が４年ぶりに出演した１３日放送の「世界の果てまでイッテＱ！」は世帯視聴率１３・５％と前回より大幅に上昇。２９日深夜から放送スタートの「ＹＯＳＨＩＫＩ　ＳＵＰＥＲＳＴＡＲ　ＰＲＯＪＥＣＴ　Ｘ　ＳＥＡＳＯＮ２」（火曜深夜０時５９分、全９回）でも手越のＸＹ加入を発表した。 　手越の復帰に対する視聴者の反応について福田博之副社長は「ＰＲの時点からかなり反響が届いた。厳しい意見もたくさんあると覚悟していたが、期待の声もいただき、放送するとさらに膨らんでわれわれの期待を超える称賛の声をいただいた」とコメント。今後の「イッテＱ」レギュラー復帰の可能性について福田副社長は「現時点で決まったことはない。多くの方に受け入れていただいた感触はあるので、また見たいという声にできるだけ応えるようにしていきたい。現場と相談したい」と前向きな姿勢も示した。 　手越のＸＹ加入についても澤桂一常務は「世界を目指して行く中で手越さんのパワーが生かされていくのではないか。ＸＹが大きく羽ばたいていく起爆剤になるのではないか」と期待を寄せた。 　西田さんは同局のドラマ「西遊記」や「池中玄太８０キロ」でも活躍。１１月３日に西田さんの代表作だった２００９年の主演映画「釣りバカ日誌２０　ファイナル」（深夜２時１５分、関東ローカル）を放送する。 　石澤社長は「『池中玄太―』は今でも日本テレビの代表的なドラマのひとつ。日本アカデミー賞の司会進行も長らく携わっていただいた。本当にお世話になった」と感謝。福田副社長も「ファンの一人としても残念でなりません。お芝居もユーモアと愛にあふれた役者さんだった」と惜しんだ。