内川幸太郎

　レア役のはずなのにガンガン決まる。新キャッチフレーズ爆誕も当然だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」12月16日の第2試合。KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎（連盟）が自身6度目となる出現率約0.3％のレア役・嶺上開花をアガり、ファンが「また嶺上開花！」「リンシャン王子かっこ良すぎる」「かっこいいしかない」と騒然となった。 【映像】もう得意技！内川幸太郎、また決めた嶺上開花の瞬間 　南1局、内川はタンヤオ・赤2のイーシャンテンから五万をポン。3900点のテンパイを取った。待ちは4・7索。しかし先に仕掛けて目立っているEX風林火山・勝又健志（連盟）もシャンポン形で同じ待ちとなっている。4・7索は残り2枚だ。終盤、内川は超危険牌のドラ・白も勝負してオリる気は一切なし。その後に暗刻の二万を引くと、力強く「カン！」。開いた新ドラは五万、内川がポンをした牌で、赤もあるため翻数は4もアップした。 　そしてファン注目の嶺上牌は、摘まんだ親指に絵柄の先が突き刺さる7索だ。タンヤオ・嶺上開花・赤2・ドラ3の1万2000点が成就。3900点から跳満、あまりの急騰にアガった本人もすぐに点数が出てこないほどの慌てぶり。内川は11月10日に嶺上開花を2度もアガっており、これを知るファンは「すげーリンシャン率」「またリンシャンｗ」「また嶺上開花！」「リンシャン王子かっこ良すぎる」「掘り起こした宝を」「いきなり打点跳ね上がったw」と騒然となった。 　自身6度目の嶺上開花はリーグでも断トツ。試合後の内川はこのアガリと記録的快挙について「すごいみたいですね、嶺上開花がMリーグで出ている数例の、半分くらいが僕」と目を丸くした。また点数申告時のハプニングについては「二万を大ミンカンすると1300.2600になる。どうする？と考えていたら自分で持って来たから『カンするよね！』と。そうしたら（五万が）新ドラになっちゃったからもうパニック！」と心の内を吐露していた。 ※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ　2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 （ABEMA/麻雀チャンネルより）