ソーラーパネル搭載の電気自動車 実用化へ向け実証実験始まる【岩手・盛岡市】
ソーラーパネルを屋根に乗せた電気自動車の実証実験が始まりました。電力を自給自足できる新たな車として、期待されています。 岩手県盛岡市では、27日から実証実験が始まるのを前に、納車式が行われました。 この電気自動車は、自動車部品の製造などを手がける一関市の村上商会が一関高専、八戸高専とともにおよそ2年かけ共同で開発したもので、最大の特徴がこのソーラーパネルです。 どのメーカーの電気自動車にも搭載できるようになっていて、フル充電で最大およそ20キロ走行できるといいます。 27日はデモ走行が行われ、軽快な走りを見せていました。ソーラー発電で電力を賄う、まさに「自給自足」の車です。 実証実験は来年の11月ごろまで行い、2026年中には県内外の自治体や金融機関でのレンタル利用を始める予定です。