小池氏、都知事選の公約発表 災害対策や子育て支援など柱
日テレNEWS NNN
来月の東京都知事選挙に出馬を表明している東京都の小池知事が、災害対策や子育て支援などを柱とした公約を発表しました。 東京都・小池知事「子育て・教育にお金がかからない東京を目指します」 都知事選で3選を目指す小池氏は18日午前、「もっと!よくなる!東京大改革3.0」と題した公約を発表しました。災害から都民を守る「首都防衛」を重点施策として地震や火災から命を守るため、木造住宅密集地域の解消と無電柱化を推進するほか、ミサイルの飛来に備えたシェルターの整備を進めるとしました。 また、子育て支援策として、無痛分娩費用の助成、これまで第二子からだった保育料の無償化を第一子まで拡大。さらに、高齢化社会に対応するため、都独自の認知症専門病院を創設する公約を掲げました。 一方、蓮舫参院議員も18日午後、公約を発表します。「7つの約束」を掲げ、「本当の少子化対策」として非正規格差の解消に取り組む方針です。具体的には、非正規の都職員を専門職から正規社員に待遇改善を行うとしています。 また、多子世帯への「家賃補助制度」の創設などを打ち出します。さらに、福祉の現場で働く若者の奨学金返済支援や家賃支援を行うとしています。 都知事選には、ほかにも、安芸高田市の前市長・石丸伸二氏や元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、これまでに50人以上が立候補を表明しています。 都知事選は、今月20日に告示され、来月7日に投開票が行われます。