衆議院選挙で大きく議席伸ばした国民民主党、長崎1区の西岡秀子さん「予想以上」「国民の切実な思い」
政治不信を招いた与党は過半数割れに追い込まれ、議席を大きく伸ばした立憲民主党などは政権交代も視野に入れ始めた――。与野党で明暗が分かれた衆院選の投開票から一夜明けた28日、有権者の負託を受けた当選者たちは朝から街へ繰り出し、国政に尽くすそれぞれの志を新たにした。 【写真】福岡2区で当選し、通勤客らにあいさつをする立憲民主党の稲富さん
長崎1区
国民民主党は、公示前の7議席から4倍の28議席へと党勢を大きく伸ばした。5候補が乱立した長崎1区で3選を果たした西岡秀子さん(60)は、長崎市の事務所前で「全力で頑張ってまいります」と手を振った。
西岡さんは喜びとともに「予想以上の結果だった」と驚きの表情も見せた。「『信頼ある政治を進めてほしい』という国民の切実な思いで国会の勢力図を変えることができ、政策実現に大きく近づいた」と手応えを感じた様子だった。