「自分の子の発達遅れ」を受け入れられなかったママ医師が、子どもの前で初めて泣いた日
最重度自閉症のきょうだい児として育ち、障害児家族に寄り添える仕事がしたいとの想いから医師を志し、現在は発達専門の小児科医として多くの親子の悩みに寄り添っている西村佑美さん。 【画像】発達障害の子が正解しづらい「サリー・アン課題」とは? 他人の心を理解しにくい理由 しかしそんな西村さんには、ご自身のお子さんの発達に悩んだ過去があります。発達外来で診療をする立場でありながら、子どものの発達特性を客観的に見られず、なかなか受け入れられなかった過去があるそうです。 息子さんの特性を受けいれるきっかけとなった出来事とは? 西村先生の体験談を、著書『発達特性に悩んだらはじめに読む本』より抜粋してご紹介します。 ※本記事は、西村佑美著『発達特性に悩んだらはじめに読む本』(Gakken)より、一部を抜粋編集したものです。
4歳になるまで不安な日々を過ごしていたという西村さん。
発達外来の小児科医なのに、自身の子の特性を客観的に見られなかったと振り返ります。
涙目で息子さんのにっこり笑う息子さんを見て思わず…。
「ことばがうまく話せなかったことで決めつけ過ぎていた」と考える西村さん。
クラスの部屋から出て行って、年長さんのクラスの部屋に向かう理由は…?
子どもとともに親も学んで、自らの育児も見直した西村さん。
「子どもって、成長するんだ!」と前向きな気持を持ってほしいと話す西村さん。
西村佑美