オリックスドラ6・古田島が渾身のガッツポーズ サヨナラのピンチ背負うも切り抜ける「比嘉さんから…」
◇パ・リーグ オリックス3-3ソフトバンク(2024年4月20日 ペイペイD) オリックスのドラフト6位右腕・古田島は、試合後も興奮が収まらない様子だった。 同点の延長11回に7番手として登板し、3四球を与えて2死満塁を背負うも、牧原大に対してフルカウントから二飛でサヨナラのピンチを脱出。フライが上がった瞬間に新人右腕は思わず飛び跳ね、帽子をたたきつけかけるほど感情を爆発させた。 「(6回に)阿部さんの後に投げる可能性があって、その時に投手コーチの方から“満塁だったら足を上げて良いよ”と言われたのを思い出して、足を上げて投げました。そこだけ冷静になれました」 土壇場でピンチをくぐり抜け、今季5試合目の登板でプロ初ホールドを記録。「比嘉さんから、毎日が都市対抗だと思って行けって言われていました」と語る24歳右腕は、「それまでの課程がひどいんで。点差がない場面でいくのが初めてだったので、この経験を糧にして頑張っていきたい」と決意を込めていた。