【ごはんエンドレスのカツ丼レシピ】 新潟版「タレカツのっけ丼」 「モモ肉ではなく私はヒレ推し」
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.142 新潟版タレカツのっけ丼
昨日の白央さんのカツオのマヨネーズ酢味噌のっけ、こんな食べ方あったなんて!! わたしのカツオメモに刻んでおきます。 さて、vol.84で福井県のソースカツのっけ丼をご紹介しましたが、今回は私の故郷、新潟県のタレカツのっけ丼です。両者、見た目はほぼ変わりなし。ですが、味つけは全然違います。 福井はソース、新潟は醤油ベース。でもどちらも炊き立ての真っ白なお米に合うんですよね。さすがコシヒカリ県(ちなみに福井県はコシヒカリ発祥の地です)! 今回は豚ヒレ肉を叩いて平たくして揚げました。本場は豚モモ肉ですが、私はヒレ推しで。 ■材料(1人分) ・豚ヒレ肉(ヒレカツ用またはブロックでも):150g ・塩、こしょう:少々 ・小麦粉:適量 ・卵:1/2個 ・パン粉:適量 ・揚げ油:適量 ・ごはん:適量 タレ ・酒:大さじ4 ・醤油:大さじ2 ・砂糖(あればざらめ):25g ■作り方 (1) 小さめの鍋にタレの材料を入れて中火で熱し、沸騰したらよく混ぜて砂糖をとかし、火をとめる。 (2) 豚ヒレ肉は2センチ幅に切り分け、肉たたきなどで叩いて平たく広げ、塩、こしょうをまぶす。溶き卵は水少々を入れて混ぜる。小麦粉、卵液、パン粉の順にまぶす。フライパンに2センチほど油を入れて中温(180度)に熱し、2分ほど揚げて取り出す。 (3) カツを(1)のたれにくぐらせ、炊きたてのごはんにのせる。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ