渥美卓郎 / ボートレース（競艇）

ボートレース多摩川の「第19回日刊ゲンダイ杯」は17日に開幕する。 今節は主力メンバーの実力が接近しているが、唯一のSG覇者は柳沢一。2019年のグラチャン優勝は当地で達成しており、当地は本人にとっても印象深い場所だ。今回引き当てた50号機は、前節に坂元浩仁がレース足を主体に好調だったエンジン。柳沢自身も「行き足が良さそうでこのまま行こうと思う」と納得の感触を得ている。初日のメインとなる選抜では、柳沢が1号艇に乗艇予定で、その信頼は厚い。 さらに注目されるのが、当地で最も評価の高い70号機を手にした渥美卓郎と、32号機を引き当てた籾山佳岳だ。渥美は「出足寄りで行き足がいい。合えば良さそうでパワーがある」と手応えを感じており、籾山も「いい感じはなく普通」ながら、調整次第で一気に良くなる可能性がある。両者の直前気配には特に注目したいところ。 また、今節は7人の女子レーサーが参戦。その中でも松田真実が前節優勝を果たした12号機に乗る。「優勝機を引けてうれしい。乗りやすく、班でも伸びる感じがありました」と笑顔を見せている。前々走地の常滑では水神祭を含む3連対の活躍を見せ、徐々に力をつけている松田。このエンジンで常滑以上の活躍が期待される。